FC2ブログ

ミッキーの京王線沿線ぶらぶら日記

ひま人主婦のミッキーが、大好きな京王線沿線を足の向くまま気の向くまま、ぶらぶら歩いて見つけたこと。

『菩提樹の花』と『茅の輪(ちのわ)くぐり』: 大宮八幡宮

Nさんに誘われて、『大宮八幡宮』に菩提樹の花を見に行きました。


“菩提樹の花”

こんな可愛い黄色い花が、びっしりと鈴なりに枝から下がっていました。
甘い香りが辺りに漂って、アブだかハチだかわかりませんが小さな虫がたくさん飛び交っていました。
もう盛りは過ぎてしまったのか、落ちた花で地面は黄色く染まっていました。

よく見ると、たくさんの丸い葉っぱの中に濃い緑の細長い葉が混じっていて、その細長い葉っぱの真ん中から花房が下がっているのです。
ちょっと不思議!



“菩提樹の木”

この菩提樹の木、とっても大きな木です。
徳川家康の次男 松平秀康公の夫人、清涼院のお手植えの菩提樹だそうです。

ところで、大宮八幡宮の神門前に茅(かや)で作られた“茅の輪(ちのわ)”が設置されていました。



“『茅の輪(ちのわ)くぐり』用の輪”

『茅の輪くぐり』には『夏越し(なごし)大祓』と『年越し大祓』があります。
『夏越しの祓い』は6月30日の午後4時から、『年越しの祓い』は12月31日の午後4時から行うものです。
紙で作った人形の「形代(かたしろ)」に名前と年齢を記入して、全身をなでてから息を三度吹きかけて「罪穢れ」を移し、無病息災を祈るために『茅の輪(ちのわ)』をくぐります。
くぐる際には、「水無月(みなづき)の夏越し(なごし)の祓ひする人は千歳の命延ぶというなり」と唱えながら、左廻り→右廻り→左廻りと3回輪をくぐります。
納められた紙の人形は、神火によってお焚き上げをして、その灰を川に流して祓い清めてくれるそうです。

この日、私たちも『茅の輪くぐり』をしました。
まだ6月30日には早かったし、紙の人形もなくて、呪文も唱えませんでしたけど、、、
一応書いてあった通りに、左→右→左の順に3回くぐりました。
少しは「罪の穢れ」が祓えたのでしょうか?

まあ、やらないよりはいいってことかな!

本殿の中では、ちょうど神主様が祝詞(のりと)をあげているところでした。


スポンサーサイト

ぬいぐるみ・ポテト・くじら(9/15):永福町

9月15日(金)
ぬいぐるみ・ポテト・くじら”だなんて、まるで三題小咄(こばなし)みたいですけれど、、、Nさんと大宮八幡宮に行った途中で見つけた“気になるもの”の話です。

永福町の駅から大宮八幡宮に行くには、駅前を走る井ノ頭通りを渡って、永福通りから左斜めに入る小道を辿ります。
この細い道は車もほとんど通りませんし、道沿いの家々には緑が多く、のんびりブラブラ歩くのにちょうどいいステキな道です。
途中に小さな“かるた資料館”があったりして、なかなかいい雰囲気。でも、この日、“かるた資料館”は開いていませんでした。残念!

さらに進むと、方南通りに出ます。これを渡って、さらに北に向かう小道を行くのですが、今度は車の往来もありますので、少々注意が必要です。
“松ノ木八幡通り”というらしいのですが、この道を入ったところに、大きな“ぬいぐるみ”が窓いっぱいに頑張っている交番がありました。
このぬいぐるみは黄色くて、ナント“おまわりさん”の格好をしているではありませんか!
ガラス越しに、遠くからでもすご~く目立っていました。


“大宮八幡駐在所”    ※写真はどれもクリックすると大きくなります

どうですか? 思わずニッコリしてしまいませんか?
それに、よく見たら交番ではなくて、“大宮八幡駐在所”って書いてあります。
“駐在所”って、おまわりさんが家族と一緒に生活している所ですよねえ。地方の小さな村だけだと思っていたので、ビックリしてしまいました。
家に帰って調べてみたら、東京には駐在所が250ヵ所もあるというので、またまたビックリ。
全国的には駐在所の数が減っているそうですが、何故か東京だけはこの10年で16ヵ所も増えているのだとか。(もっと詳しく知りたい方はこちら
それにしても、こんな可愛いユーモアのある駐在さんが近所にあったら、ちょっと嬉しいかもしれません。
でも、このぬいぐるみって一体何の動物なんでしょうねえ?

もう1つ気になったのが、方南通りに出る直前の右手に入る道にある“おいも菓子”のお店『栃木屋 要吉』
お店の看板がとっても目立っていたのも確かですが、それ以上に洋風な建物がシャレていて目を引きました。


“おいも菓子の店『栃木屋要吉』”

すごーくオシャレなお店でしょう?
閑静な住宅街の中に突然こんな“おいものお菓子屋さん”なんて、「あれっ?」って感じですよね。



“『栃木屋要吉』の店内”

店内には、おいものお菓子がいっぱい並んでいました。
みんな「マダムマサコ」の手作りだとか。
『がんこ芋』『おいもの里』『お茶目サブレ』など、ネーミングも可愛くてユニークです。
どうしても食べてみたくなって、いろんな種類を1つずつ買いました。
家に帰って、極上の紅茶と一緒に頂きました。とっても美味しかったで~す!
お店のステキな喫茶コーナーで頂くこともできますし、インターネットでお取り寄せすることもできますよ。
二子玉川には、旦那様のお店『むらんがー樹』があって、『ポテトニコタマ』という名前のスイートポテトを売っているそうです。

さてさて、このお店の側に、カラフルで変わった形の家がありました。
屋根を見上げたら、、、
「あららら、、、あれ、なあに?」


“風見鯨(?)のある家”→くじらが見えますか? 拡大して見てください 

風見鶏(かざみどり)は知ってるけれど、“くじら”っていうのは珍しい!
これってつまり、“風見鯨(かざみくじら)”というのでしょうか?
ウーン、変わってるゥ~。

一体何の建物? 普通のお宅なのかしら?
そう思ったのですが、ちょっと急いでいたので確認しませんでした。
残念なことをしました。今度通りかかったら、絶対に確かめるぞ!



大宮八幡宮(9/15):永福町 or 西永福

9月15日(金)
大宮八幡祭り(秋の大祭)に合わせて、第28回“献華いけばな小原流展”が3日間行われるというので、Nさんと一緒に杉並の大宮八幡宮に行きました。
小原流は、私が所属する流派です。

ここ大宮八幡宮は、なかなかステキな神社です。
迎えてくれる鳥居も大きく、境内は広々としています。木々は、見上げるほど大きなものばかり。
都心にこれだけの敷地をもつ神社も珍しいと思います。もちろん、明治神宮は特別ですけど。



“大宮八幡宮の大鳥居”    ※写真はどれもクリックすると大きくなります

お参りの前に、手水で身を清めます。
正式な“手水の作法”ってご存知でしょうか?

ここでは、お清めの水のところに、可愛い女の子をモデルにして正式な作法を丁寧に説明してありました。
1) まず、ひしゃくで左手に水をかけます
2) つぎに、右手に水をかけます
3) 左手に水をためて口に含んですすぎます
  (水を吐き出すときは手でかくす)
4) 口をつけた左手をもう一度洗います
5) 最後に、残った水で自分のもったひしゃくの柄を洗います

これが、正式なやり方だそうです。
次の人が気持ちよく手水を取れるようにする心遣いが大切ですね。

さて、ここ大宮八幡宮では応神天皇(第15代)を主祭神として、その父母である仲哀天皇と神功皇后も祀っています。
そもそもは、1063年に源頼義が、京都の石清水八幡宮から御分霊を頂いて、この地に神社を建てました。
その息子、八幡太郎義家も父に倣って、社殿を修築し、若松の苗千本を植えたと伝えられています。でも、当時の松は枯れてしまって、今では二代目の松が植えられているそうです。

ところで、今日15日は例大祭の献幣使参向の日でした。
そんなことはトンと知らなかったのですが、本殿を覗いたら、氏子代表と思われる人たちがズラリと並んで腰掛けていて、ちょうど“浦安の舞”が奉納されるところでした。
しばし、その舞に見とれてしまいました。


“例大祭の行列”

舞の奉納が終わると、しばらくして「ワッショイ、ワッショイ」の可愛い声が聞こえてきました。振り向いてみたら、幼稚園児たちが神輿(みこし)を担いで練り歩いています。

“こども神輿(みこし)”

「まあ、かわいい!」
思わず顔がほころんでしまいました。
境内にある“大宮幼稚園”の園児たちですね。

ここには、“夫婦(めおと)銀杏”とか、松平秀康公の夫人清涼院の“お手植えの菩提樹”とか、かやの木に犬桜が寄生した“共生(ともいき)の木”とか、、、話題の木々もたくさんあります。
そうそう、花は咲いていませんでしたが、“大賀ハス”の大鉢もありました。片方は白い花、もう一方はピンクの花が咲くようです。
大宮八幡宮の裏手には善福寺川が流れ、カワセミがいる池がある和田堀公園が広がっています。

Nさんと私は、清涼殿の喫茶室で、お煎茶と“へそ福餅”のセット(300円)を頂きました。窓からの景色もステキですし、心安らぐひと時です。


“煎茶とへそ福餅のセット(300円)”

何故“へそ福餅”というのでしょう?
実は、ここは“東京のへそ”と言われているのです。
東京全体の重心を考えると、ちょうどこの大宮八幡宮の場所になるのだとか。面白いですね。

清涼殿には、結婚式場もあるようです。壁際には、引き出物の見本がいっぱい並んでいました。
ここで結婚式を挙げるのも、なかなかいいかもしれません。
別の壁には、赤ちゃんを抱いた有名人夫婦のお宮参りの写真が飾ってありました。若乃花、貴乃花のもありましたよ。

部屋の真ん中には、大輪の菊の鉢植えがたくさん並んでいました。でも、この菊の花、とっても変わっています。花の上に真綿がフワッと被せてあるのです。そして、そのてっぺんには、デベソのような真綿の豆粒が、、、
これは、“菊の被綿(きせわた)”なのだそうです。
重陽の節句(9月9日)の行事で、前の晩に菊の花を花色に染めた真綿で覆ってその露や香りを移し、翌9日の朝その綿で顔や身体を拭うと不老長寿が保つとされ、平安時代に盛んに行われていたとか。
ふーん、綿の色が黄色や白だったのは、菊の花の色だったのですねえ。

なかなか興味深い大宮八幡宮参りでした。