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ミッキーの京王線沿線ぶらぶら日記

ひま人主婦のミッキーが、大好きな京王線沿線を足の向くまま気の向くまま、ぶらぶら歩いて見つけたこと。

マレーバクのダン君(6/18):多摩動物公園

6月18日(日)
“雪ヒョウ”の動物園サポーターになって初めて“サポーターズ・デイ”の案内を頂いたので、雨の降る中、張り切って多摩動物公園に行ってきました。
入口を入ってすぐ、ウォッチング・センターの動物ホールが会場でした。
今日の話題は『マレーバク「ダン」の成長』で、飼育係の生駒さんからお話を伺いました。
ダン君は、昨年9月22日生まれ。マレーバクも絶滅の恐れがある動物で、ズーストック種に指定されています。

“マレーバクのダン君”
“マレーバクのダン君”
これが、今日のダン君です。後にいるのは、お母さんのリザ。今ではもうすっかり大きくなって、大きさもお母さんに追いつきそうです。
マレーバクは、くっきりとした黒白のツートンカラーです。
でも、生まれたときは、イノシシの子どものようにマダラ模様があります。これは、ジャングルの木陰で敵から見つからないように、“木漏れ日”の模様なんだって。
屋内展示場のガラスに、赤ちゃんのときのダンの写真が貼ってありました。


“赤ちゃんのダンの写真”  ※写真はどれもクリックすると大きくなります
ねっ、今とは全然違うでしょ?
マレーバクの妊娠期間は約390日。しかも流線型のズングリした体形なので、妊娠の判定が付きにくく、飼育係は苦労が多かったとか。
生駒飼育員の話は、ダン君への愛情に溢れた飼育こぼれ話で、面白かったです。
マレーバクの足跡は、一直線! 不思議です。


“マレーバクの歩いた跡”
足跡をよく見ると、2種類あるのが分かります。
指が3本なのは後足。4本指のは前足です。
頭が大きくて重いので、その重さを支えるために、前足は踏ん張れるよう指の数も多いのだろうということでした。
サポーターになったお陰で聞けたお話。ちょっと得した気分でした。

終わって外に出たら、雨がザーザー降っていました。
でもせっかくなので、ダン君に会いに行きました。
お話を聞いた後だから、親しみを感じます。
まだまだ甘えん坊のダン君、元気いっぱい大きくなってね!

雨はますます強くなってきましたが、やっぱり雪ヒョウに会っていかなくっちゃ!
テクテク歩いて、西の端にいる雪ヒョウのところまで。
ガラス張りの展示場に1匹だけいました。


“雨の中の今日の雪ヒョウ”
お父さんヒョウのシンギズ君でしょうか?
濡れて落ち着かない様子で、ちょっと可哀そうでした。
雨粒でガラスが光るので、写真もうまく撮れません。
雪ヒョウくん、また会いに来るから元気でね~!




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花しょうぶ三昧(6/14)④:明治神宮

6月14日(水)
最後のトドメは、やっぱり明治神宮に行かなくちゃ!
‘堀の内’から今度は渋谷行きのバスに乗って、再び‘笹塚’に戻ります。
笹塚駅から京王線で新宿駅に。JR山の手線で原宿に行きました。
明治神宮に来るのは久しぶりです。木々が大きく、緑がなんてステキなんでしょう!
しょうぶ園の入場料は500円です。平日の入場は5時までで、閉園は5時半だそうです。
やっぱり、ここの花しょうぶは素晴らしい!!



“明治神宮の花しょうぶ”     ※写真はどれもクリックすると大きくなります

株数も非常に多いのですが、それだけではありません。
蛇行する川の流れのように設えた“しょうぶ田”に沿って小道を配し、散策しながら存分に花を楽しめる演出も心憎いほどです。
しかも、花の世話をする方たちの花への愛情の強さがヒシヒシと感じられました。
たまたま近くにいらした係りの方から、いろいろとお話を聞くことができました。

花しょうぶには色々な名前が付いています。
たとえばある場所では、‘布袋’の名をもつ花を取り囲むように、‘竜の爪’‘獅子怒’‘猿踊’など、、、動物を含む名の花を集めてみたり。
また別の場所には、‘葵の上’‘若紫’‘深窓佳人’など、、、美人にゆかりの花を集めてみたり。
それを説明してくれる係りのおじさまの顔は、花が可愛くてしょうがないといった感じでした。

とても変わった花しょうぶを一つ。“竜の爪”です。


“竜の爪(花しょうぶ)”
花がしぼんじゃったわけではありません。これが満開の花なのです。花びらが竜の爪みたいでしょ?
本当に不思議な花があるものです。

とにもかくにも、“花しょうぶ尽くし”で大満足の一日でした!!



花しょうぶ三昧(6/14)③:妙法寺

6月14日(水)
バスでつつじヶ丘駅に出ました。ここから再び京王線に乗って、笹塚駅に。甲州街道のバス亭‘笹塚’から阿佐ヶ谷行きの都バスに乗り、環七沿いの‘堀の内’で下車。参道を歩いて妙法寺に向かいます。
妙法寺に来るのは、初めてでした。境内が広く、とても大きなお寺なので、ビックリしました。“厄除けのお祖師さま”として知られる日蓮宗のお寺だそうです。


“あじさいに囲まれた妙法寺の花しょうぶ”     ※写真はどれもクリックすると大きくなります

ここの花しょうぶは、本堂の裏、墓地の手前にあります。周りをぐるりとアジサイが囲み、両方の花を一緒に楽しむことができます。墓地へと続く道の両側のアジサイも見事に咲いていました。

“妙法寺の道に咲くアジサイ”

敷地内に、有吉佐和子の記念碑もありました。
春には、大木の“しだれ桜”の花が素晴らしいそうです。
そうそう、ここは‘揚げまんじゅう’が名物なのだそうです。お寺の隣のお店で1つずつ買って、食べてみました。おまんじゅうの天ぷらみたいでした。でも、予想よりアッサリしていて、美味しかったですよ。

これで、京王沿線の花しょうぶ巡りは終わりです。3ヵ所とも、それぞれにステキでした。
でも、今日はもう1つ。明治神宮にも行ってみるつもりです。



花しょうぶ三昧(6/14)②:神代植物公園水生植物園

6月14日(水)
京王片倉駅に戻って、調布駅に。
駅前から三鷹行き(鷹56)のバスに乗り、深大寺入口で降りて歩きます。途中のソバ屋に寄って、ざるソバのランチ。それに、“深大寺ビール”を少々。黒ビール系でコクがありました。
ランチの後は、本園にも深大寺にも寄らずに、目指す水生植物園に向かいます。
前にも書きましたが、ここは入場無料です。普段はあまり人が来ませんが、花しょうぶの季節なので、さすがに今日は人がかなり来ていました。


“神代植物公園水生植物園”     ※写真はクリックすると大きくなります

花しょうぶは見頃を迎えていました。株の数はそれほど多くはありませんが、きちんと名札も付けられて、ゆったりと整然と植えられています。
“金星”という花しょうぶが咲いていました。花の色が黄色です。写真にも写っていますが、早咲きの黄しょうぶと違って、花しょうぶで黄色い花は珍しいようです。4ヵ所回りましたが、黄色い花はここだけしかありませんでした。

ちょっと疲れて甘い物が欲しくなったので、深大寺の参道で‘アンコ入りそばパン’を食べました。



花しょうぶ三昧(6/14)①:片倉城址公園

6月14日(水)
そろそろ花しょうぶの見頃かな?
そこで、Nさんに付き合ってもらって花しょうぶを見にいくことにしました。
京王線の駅に置いてあったパンフレット『各花停車』!
ご存知でしたか?
花しょうぶを楽しめる場所として、4ヵ所出ています。そのうちの3ヵ所を一気に回ってしまおうという計画です。
その上、京王線沿線ではありませんが、花しょうぶで名高い明治神宮にも行くつもりです。

まず、片倉城址公園。京王片倉駅を出て右に、電車のガードをくぐって進みます。湯殿川に架かる住吉橋を渡ってしばらく行くと、突然右手に公園の入口がありました。
入ると、3体の彫像が出迎えてくれました。自然豊かな園内は、手入れが行き届いています。
花しょうぶは、公園の奥にある水車小屋の側です。進んでいくと、片倉城址へと続く階段がありました。でも、今日は“花しょうぶ”の日なので、階段は上りません!
ありました!! 花しょうぶです。


“片倉城址公園”    ※写真はクリックすると大きくなります

棚田のようになっていて、小道や木道を歩きながら思う存分に楽しむことができました。
キレイですねえ。
水車小屋を取り込んだ景色は、とてもステキです。



鬼太鼓座(おんでこざ)の響き(6/10):調布市グリーンホール

6月10日(土)
鬼太鼓座(おんでこざ)の演奏を見に、調布市グリーンホールに行ってきました。鬼太鼓座って、もちろん和太鼓の演奏集団です。

元々は佐渡で誕生したようですが、今では静岡県富士市を本拠地にしているそうです。富士山の麓を走りに走って肉体を鍛え、「走ることは太鼓を打つこと」という“走楽論”は有名です。
今までテレビで見たことはありましたが、生で見る機会がありませんでした。


“調布市グリーンホール”  ※写真はどれもクリックすると大きくなります

調布市グリーンホールは調布駅南口の文字通り駅前にあって、自治体のホールにしては珍しく便利。舞台はさほど大きくはありませんが、客席の配置角度や椅子の座り心地など、なかなか悪くありません。

太鼓の響きって、国を問わず身体に直接訴えてくるようで、心が揺さぶられます。あまり音楽に興味がないのですが、太鼓の音だけは何故か大好き。
実は、最近一念発起して、和太鼓を習い始めました。カルチャースクールで、、、ですけど。
そんなこともあって、4ヵ月も前からチケットを買って、それはそれは楽しみに待っていたのです。

『万水の彼方へ』と題した鬼太鼓座の公演!
演奏が始まる前に、舞台両袖の通路上に大きな太鼓が置かれ、早くも太鼓の音が轟き始めました。
イナセな黒い衣装の座員たちが太鼓を叩きながら、次々と観客を誘って太鼓を叩くように勧めます。きっと恒例なのでしょう。中にはいかにも叩きなれた客もいて、楽しそうにノリにノッて叩きまくる姿に、客席全体が一緒になって盛り上がり、笑いさざめいています。
そんな興奮が最高潮に達したとき、「ドドドォーン」の大音響と共に場が暗転し、期待のこもった静寂の中に幕が上がりました。
一転、物悲しい尺八の音が響き、甲高い笙の笛の音がからみ、高く低く流れていきます。
ふと、耳に届くかすかな水の音。次第に大きくなって、いろいろなリズムを刻みます。
暗い中で目を凝らすと、舞台中央に3つの長方形の箱。手風琴か何かかと思っていたら、どうやらそれは水を入れた容器だったらしく、男たちが6人がかりで小さな器に水を汲み、高みから注いで水音のリズムを作っているのです。
やがて取り出した平たい板状の物で、パシャパシャ、ペタペタと水を叩き出し、リズムをとって曲を奏で始めました。

こんな一風変わった趣向で始まった鬼太鼓座の演奏は、とにかく楽しく、力強く、、、あっという間の2時間余りでした。
プログラムの構成も非常に工夫してあって、ときにはコミカルな軽妙さを織り込んで、でも太鼓を打つのはあくまで真剣!
舞台上のセットを変える間、幕の前で、三味線の演奏で客を魅了したと思ったら、彼をも巻き込んで、けん玉を使っての道化もどき。しかし、けん玉で奏でる難しいリズムの正確さといい、三味線との絶妙な掛け合いといい、そのキレのよさには思わず感心してしまいます。
確かな技術に裏打ちされた軽妙さ!

背景に聳える大きな富士山に向かって、ふんどし一丁で叩く大太鼓!!
鍛え抜かれた筋肉が躍動する様は、肉体美としか言いようがありません。
また、寝そべって両脚で中太鼓を挟み、上半身を上下させながら叩く苦行のような演奏!
腹筋を鍛えるための運動にしか見えなくて、「何もそこまでしなくても、、、」などと思わず呟いてしまいました。

彼らを見て感じたのは、とにかく一生懸命だということ。
そして、太鼓打ちの素晴らしさ!

これから一生懸命練習したら、私も少しは上手になれるでしょうか?
彼らの10分の1、、、なぁんて贅沢は言わない。せめて100分の1、1000分の1でいいから、、、上手くなりたいものです。

公演終了後、鬼太鼓座のオリジナルグッズを買った人を対象に、大太鼓奏者の吉田敬洋さんのサイン会がありました。


“大太鼓奏者吉田さんのサイン会”

私も本とCDを買ったので、列に並んでサインしてもらいました。
額に浮かぶ汗を拭き拭き、一人一人に丁寧にサインし、握手する吉田さんは、誠実な人柄がしのばれるハンサムなお兄さんでした。

機会があったら、是非見に行ってください。
和太鼓って、ステキですよ!



ソバの花咲きました!(6/8):神代植物公園水生植物園

6月8日(木)
神代植物公園の水生植物園に、花しょうぶのチェックに行きました。思ったとおり、見頃にはまだちょっと早いようです。もう花は咲き始めていましたが。

5月17日に見つけたソバの芽は、どうなっているのでしょうか?
興味津々、とても気になります。
で、雨が降ってきそうでしたが、坂を上って見に行きました。
今日はさすがに、広場には誰もいませんでした。
ソバ畑を見て、ビックリ!
この間は芽がチョボチョボと出ていただけだったのに、、、


“ソバ畑の今”  ※写真はどれもクリックすると大きくなります

スッ、スゴーイ!
こんなに大きくなって、畑いっぱい緑です。50センチぐらいの高さになっています。
ヒャア~! ソバって、伸びるのが早いんだなあ。
可愛い白い花が咲いています。


“ソバの花”
この1つ1つが、ソバの実になるのですねえ。
どんな風に実になっていくのか、とっても楽しみ。
美味しいおソバになってね。応援してるから。

すっかり感激しながら、植物園の本園にも寄りました。
しばらく来てなかったので、バラ園目指してまっしぐら!
いやあ、さすがにここはステキです。もうもう、バラの花盛り。


“花盛りのバラ園”
素晴らしいでしょ!?
どこから眺めても、バラ、バラ、バラのオンパレード。
バラって、本当にたくさん種類があるんですねえ。
しかも、まだ名前すら付いていない新しい品種や、試作の品種まであります。これからも、どんどん増えていくわけです。
近くでバラの名前を眺めていくと、とても面白い。
「へええ!」というのや「えーぇぇ?」というのが色々あって、楽しめます。


“バラのソフトクリーム”
バラ園の傍らにある売店で売っている“バラのソフトクリーム”。
前から一度食べてみたいと思ってました。
今日は誰も並んでいなかったので、買いました。
バラの香りとローズウォーターの味がします。
すご~く美味しい、、、とは言えませんが、とてもロマンチックなお味でした。

久しぶりに大温室にも入ってみました。
変わった植物がたくさんあって、いつ行っても楽しめます。
ここのベコニアは、やっぱりスゴイ!

すっかり遅くなって、「もうすぐ閉園します」というアナウンスを聞きながら帰ってきました。




不思議なアジサイ(6/7):渋谷区代々木(新宿)

6月7日(水)
3週間前のことです。
お花の稽古に行く途中、ふと通り過ぎた床屋さんの店先にステキな植物を見つけました。
新線新宿駅から3分ほどの渋谷区代々木2丁目です。
大きな鉢植えですが、今まで見たことがありません。
床屋さんの店先にしっくり合って、何ともいい感じ!


“床屋の店先のステキな鉢植え”  ※写真はどれもクリックすると大きくなります

「へええ、キレーイ! 一体何の花かしら?」
三角形に尖がった大きな花は、まだ蕾(つぼみ)がいっぱいです。

お花を生けながらこのことを話したら、ちゃんと知ってる方がいらっしゃいました。
「“柏葉アジサイ”というのよ」と教えてくださいました。
「もう少しすると真っ白な花がいっぱい咲いて、とてもキレイよ」
「えェー? あれって、アジサイだったの? 全然そうは思えないけど、、、」


花はまだ蕾
“ウ~ン、アジサイの花?”

帰りによく観察したら、なるほどアジサイの花です。葉っぱが柏の葉に似ているから、こんな名前が付いたのでしょう。
今だってすごくステキなのに、咲いたらどんな風になるのでしょう!?
期待が高まります。

それから3週間経ちました。
スゴ~イ!! こんなに見事に咲いてます。


“見事に咲いたカシワバアジサイ”

とってもキレイです!
大きな花の塊りはとても重そうで、ずいぶん下に下がってしまいました。
それにしても、本当に変わったアジサイですねえ。


“重そうな満開の花”

大事に世話をしている床屋の奥さんを見かけました。
ステキなお花、どうもありがとう!!



八十八ヶ所巡り(6/6)Ⅱ:高幡山金剛寺(高幡不動)

6月6日(火) (続き)
77番を過ぎると、高幡城の本丸跡への階段がありました。
しばし巡礼を中止して、本丸跡を見に行きました。
階段を上って歩いていくと、ちょっと開けた場所に“高幡城本丸跡”の小さな立て札がありました。この山で一番高い場所です。
今は大きな木々がグルリと囲んでいるので、見晴らしはよくありません。
「フーン、ここにお城があったのね」
京王線沿線って、“○○城址”が多い。きっと小さなお城が、あちこちにあったのでしょう。そのうち、城址巡りをしてみよう。

大師巡りに戻って、お参りを続けます。
そろそろお腹が空いてきました。もう少しです。
87番がありました。あと、もう1つ。
でも、88番の→が見当たりません。
急な坂を下りながら、ちょっと不安になりました。
「ここまで来て、88番が見つからないなんて、、、ことはないよね~」
地図を見たら、ゴールの88番は麓(ふもと)の大師堂の脇でした。
「なあ~んだ!」



“八十八番大師”   ※写真はどれもクリックすると大きくなります
やっと着きました。ヤッター! 完走です。八十八ヶ所最後のお参りをしました。
隣の大師堂はしっとりした雰囲気で、なかなかステキです。
達成感と共に、心を込めてこちらにもお参りしました。


“大師堂”

今日の目的を果たしたので、お昼を食べることにしました。
お寺の前の“開運そば”で、“日替わりセット”を食べました。

開運そばの
“日替わりセット”
おそばの他にミニ丼まで付いてきて、ビックリ。ちょっと食べすぎかも。
サラダと漬物と甘味が付いて、千円でした。とても美味でした。
デザートが袋に入ったとても小さなキナコもちだったのが「アレ~ェ」と思いましたが、まあまあ満足でした。

お腹もいっぱいになったので、今度は大日堂に行きました。
ここには、“鳴り龍”がいるのです。
本尊の前の板の間の天井に、龍の絵が描かれています。
その板の間に立って手を打つと、「ビュゥン、ビュゥン」と不思議な余韻が響きました。
ちょっと感動してしまう、何とも言えない余韻です。
喜んで何度も手を打っていたら、やって来た人が真剣に大日如来像に祈り始めたので、不信心者の我が身がなんだか恥ずかしくなりました。
回廊をグルリと回ると、土方歳三の大きな位牌がありました。
反対側には、近藤勇のピカピカの立派な位牌が。前に来たときには、なかったような気がします。

靴を履いて外に出て、立ち去ろうとしたとき、不思議な音が聞こえました。金属的な響きです。
「何の音だろう?」
入口の脇に、水琴窟(すいきんくつ)がありました。したたる水音が美しい音を奏でています。
何ともステキな響きです。しばしの間、聞きほれました。


“大日堂脇の水琴窟”

普段は公開していない“風信庵”の手入れの行き届いた小さな庭と茶室も見学しました。
水~金だったら、薄茶を頂けたみたいです。

高幡不動尊は、見所いっぱいのところです。
千体地蔵尊などもあります。でも、今日はもう十分です。
信仰心を持ち合わせない私でも、心が洗われたように感じた一日でした。
紅葉の季節に、また来てみたいと思います。



八十八ヶ所巡り(6/6)Ⅰ:高幡山金剛寺(高幡不動)

6月6日(火)
アジサイがそろそろ咲き出したので、Tさんと一緒に高幡不動尊に行ってみました。
ここは、新撰組の土方歳三ゆかりのお寺としても知られています。
裏山の不動ヶ丘には、弘法大師の像が88ヶ所あって、アジサイの花を愛でながら、短時間で四国の八十八ヶ所霊場巡りの疑似体験ができます。
今日の私たちの一番の目的も、これでした。

高幡不動の駅から右手の参道を行くと、あっという間に到着です。
仁王門は室町時代のもので、不動堂と共に国の重要文化財だとか。
仁王門には、左右にもちろん仁王像がありますが、金網の前に看板がいくつも立っていたので、通り抜けたとき気がつきませんでした。後で地図を見て、わざわざ引き返して覗きに行きました。とても古い仁王像でした。
不動堂は本尊の不動明王を安置するためのもので、元々平安時代初期に山中に建てられたそうです。大風で倒壊したのを機に、1342年に今の場所に移建されました。
でも今は、本尊である不動明王はここではなく、奥殿に安置されています。
88ヶ所巡りをする前に、まず本尊のお参りをしました。
この不動明王三尊はそれぞれ違った木を使った木彫で、やはり重要文化財です。
参拝者は外からガラス越しに、いつでも自由に拝むことができます。
天井からヒモが垂れ下がっていて、これを握って拝むようです。
「へええ、変わってる」
奥殿に展示された文化財や不動明王三尊を身近で見たい場合は、拝観料300円を払って中に入ります。
いろいろなものが展示されていました。
米粒より小さな“仏舎利”なんかもありました。
不動明王像は、不信心者の私でさえ思わずひれ伏してしまいそうなほどのすごい迫力で、圧倒されました。両脇には、“せいたか童子”と“こんがら童子”が控えています。背が高いから“せいたか”だとばかり思ったら、とんでもない! “制た迦”と“矜羯羅”と書くのだそうです。フーン。
よく見ると、不動明王は左手にヒモを握っています。そのヒモは宙を伝って、扉の穴から外に出て、先ほど参拝した場所の天井から垂れるヒモに繋がっているではありませんか!
「な~るほど! ヒモを握って参拝すると、不動明王の手におすがりしていることになるってわけね」
妙に感心したので、外へ出たとき、もう1度ヒモを握り締めて拝んでしまいました。

本尊のお参りを済ませたので、いよいよ八十八ヶ所巡りです。


“大師巡りの入口” ※写真はどれもクリックすると大きくなります

ここから山に入ります。
一番から順番に、お参りしながら進みます。
大師像には、一円玉が置かれています。
「小銭をたくさんもってくればよかった!」
千羽鶴も置かれています。
「この方が、心がこもっているかもしれないわねえ」
勝手なことを言いながら、どんどんお参りしていきます。
大師さまの顔はそれぞれ少しずつ違っているので、観察するとなかなか面白い。
「目が大きい」「目が細い」「左右の目が違いすぎる」「エラが張ってる」「アゴが長い」「顔が大きい」「信じられないくらい指が長ーい」
本当にバチ当たり! ご利益なんて、あるわけない!!
山道を上ったり、下ったり、、、進んだり、戻ったり、、、
道は狭くなったり、広くなったり、平らになったり、急になったり、、、結構大変です。
今回は10番毎にクイズの立て札があって、答を考えたりして楽しめました。
アジサイの花は、まだちょっと早かったようです。それでも、咲き始めた花が道のあちこちで、私たちの目を楽しませてくれました。


“道沿いのアジサイ”

“きれいな山アジサイ”

やっと61番目まで来ました。
進むに連れて、いつの間にか大師巡りをしているのは、私たちだけになりました。


“六十一番大師”

「みんな、どうしちゃったのかしら? 途中で止めちゃったのかなあ?」
それでも、私たちは頑張りました。
別に、何か願い事があるわけでもないのですけど。 (続く)



ほろ酔い散歩(6/1):サントリー武蔵野ビール工場(分倍河原)

6月1日(木)
前々から1度行ってみたいと思っていたサントリー武蔵野ビール工場の見学に、またまたNさん、Kさんを誘って行ってきました。
工場見学は無料ですが、電話で予約が必要です。(042-360-9591)
分倍河原の駅前から、シャトルバスで5分ほど。あっという間です。
シャトルバスは派手な黄色で、前に『ビール工場行き』と大きく書いてあるので、誰にでもわかります。

シャトルバス
   ※写真はどれもクリックすると大きくなります
入口で、係りのおねえさんがにこやかに出迎えてくれました。
まずは、受付を済ませます。
見学ツアーは30分置きで、私たちは2時半の出発でした。
呼ばれるまで、入口前のショップを覗いたりして時間をつぶしました。
ちょっと可愛い保冷バックや、ジョッキ入りビールの模様が付いたタオルとか、、、雫(しずく)の形をしたキレイな色のペットボトルオープナーなんかもあって、なかなか楽しめました。でも、価格はちょっと高めかな。
ビールうどんとか、ビール漬けの野菜もありました。一体どんな味がするのか、試してみたいと思いました。
試食できたら、よかったのに!


“ファクトリー・ショップ”

いよいよ見学開始です。見学者は、全部で10名くらいでした。
案内してくださるのは、笑顔がステキなモリタさん。
階段を上って2階に行きます。青臭いような、日向(ひなた)くさいような、ちょっと不思議な強い香りがしてきました。何の香りでしょう?
始めに、映像を見ながらの説明を聞きました。
ビールに含まれる水分は92%とか。「そこで、サントリーは徹底的に水にこだわっている」「良質の天然水を100%使用している」「国内に4箇所ある工場の立地はすべて、この良質の水を求めて決定された」など、など、など、、、
ここ武蔵野ビール工場では、丹沢水系の天然水を地下千何百メートルから組み上げて、熱や薬品などの処理をせずに使っているそうです。
水を大切に思っていることは十分にわかったけど、、、これだけ強調するってことは、他のビールメーカーは違うってことなの? そんな疑問が湧いてしまう。
今度、別のメーカーの工場を見学に行ってみようかなあ。

映像のあとは、コースを歩きながらの見学です。
まずは、材料。「麦とホップと水! この三つだけ」とモリタさん。
発芽させてから熱乾燥させた大麦の粒(麦芽)を「食べてごらんなさい」と渡されました。噛んでみると、すごーく甘い! ヘェーエ、こんなに甘いものなのぉ?
ビールの味に結びつかないので、ちょっとビックリ。
次は、ホップ。ビールに使うのは、何となく“ホップの実”だと勝手に思っていたけど、このマツボックリみたいなのは“ホップの花”だったのかぁ!
またまたビックリ。知らなかったのは、私だけ?
ザ・プレミアム・モルツに使われるホップは、ドイツやチェコの産地で、採れたての新鮮なものを乾燥粉末にした後ペレット状(錠剤のようなもの)に固め、真空パックで日本にもってくるとか。そうすることで、ホップの新鮮さを損なわないのだそうです。
ビールの造り方って、意外と単純です。
暖めた水に粉砕した麦芽を入れてやさしくかき混ぜます。何故やさしくなのかというと、麦芽に負担をかけないためとか。そのために、パイプなどのカーブにも工夫をしているそうです。
ここで、麦芽のでんぷんが糖に変化します。
これにホップを加えて煮沸すると、甘味と苦味の入り混じった麦汁(ばくじゅう)ができます。
2階に漂う不思議な強い香りは、この麦汁の香りだったのです。なるほど、甘味と苦味の入り混じった香りです。
麦汁に酵素を加えて発酵させて、若ビールができます。発酵で出てくる泡には、ビールの雑味を取り除いてくれる大切な役割があるのだそうです。


“巨大な仕込みタンク”

この若ビールは、細長い大きなタンクに入れて0℃で2週間熟成。このときの貯酒(ちょしゅ)タンクは昔はアルミ製だったけど、今はステンレス製が使われているとのことでした。見学コースは、古いアルミ製の貯酒タンクの中を通るようになっていました。
次に、銀色にピカピカ光る小さなタンクといった感じの“ミクロフィルター”という機械でろ過します。濁りが取り除かれて、透き通った美しい色のビールができあがるわけです。
できあがったビールは、目にも留まらぬ速さで缶に詰められ、フタをされ、箱詰めへと運ばれていきます。
空缶の中にシュッと炭酸ガスが吹き込まれ、容器内の酸素を一瞬で追い出して、それからビールが詰められる、、、その早業の映像にあ然。さらにフタをする前にも、ビールの上のわずかな酸素を、またガスで追い払ってフタをする、、、今度は妙に感心してしまいました。
いよいよ、待ちに待った出来立てビールの試飲です。
グラスに注がれた冷たいザ・プレミアム・モルツを受け取って、思わずニッコリ!
ゴクリと飲んだら、泡が信じられないくらいクリーミーでビックリ! ビールは濃厚な味でした。すごく美味しかったです。
正直に言うと、私はAビールのSドライのファンです。あのキリッとした感じの味がたまらなく好きです。
でも、このコクと旨みもなかなかいい。まったく違う飲み物かも。
これからはサントリーも時々飲もうかな、、、なあんて思ってしまいました。京王線沿線育ちのビールなわけだし。
2杯目は、サントリー・モルツを頂きました。プレミアムの後だと、とっても軽い口当たり。

ビールの適温って5℃なんですって。グラスに注ぐときのビールと泡の理想的な比率は、7:3だそうです。
上手な注ぎ方は、始めに少し高いところからドボドボっと注いで泡を作ります。このとき、下の方にはとっても細かい泡が出来ます。この泡が、ビールの味を左右する大事な泡なのだそうです。
泡が少し落ち着いたら、グラスを斜めにしてコップの壁を這わせるようにビールを注いでいきます。注ぎながら、徐々にグラスを立てていくと、、、ホーラ、理想的な比率にビールを注ぐことができたでしょう?
そう言いながら、モリタさんが手品のように鮮やかにビールを注いでみせて下さったので、思わず皆で拍手してしまいました。
いやあ、本当にご馳走様でした~!
そしてモリタさん、お世話様でした!

笑顔がステキなモリタさん
“モリタさん 笑顔がとってもステキ!”(着ている制服は、ペットボトルからリサイクルされたものだそうです)

環境にも気を使っているとのことでしたが、トイレに行ったら、回収したビールびんのラベルから作ったトイレットペーパーが使われていました。フフッ。
ファクトリーショップで、出来立てビールの宅配を頼めます。そのまま帰ってきちゃったけど、やっぱり頼めばよかったなぁ、、、とちょっと心残りです。

帰りは、徒歩15分の府中郷土の森に寄りました。園内をぶらぶら散策。
分倍河原駅まで歩くつもりが、何故か府中駅まで歩いて、ついでに大国魂神社にも立ち寄りました。
たくさん歩いてかなり疲れたので、イセタン・フォリス2階のコーヒーショップで一休みして、帰りました。