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ミッキーの京王線沿線ぶらぶら日記

ひま人主婦のミッキーが、大好きな京王線沿線を足の向くまま気の向くまま、ぶらぶら歩いて見つけたこと。

木蓮(もくれん)の枝の座り!

“木蓮の枝1”

私が所属する小原流(いけばな)では、毎月1回「研究会」というものがあります。
50分間で与えられた課題の花を生け、それを採点して頂くのです。

私の1月の花材は「木蓮(もくれん)」と「バラ」と「藪そてつ」。
でも、良い点を頂けませんでした。
点が悪いと、ガックリします。
採点なさった先生が、講評でおっしゃいました。
「まずは、木蓮の枝の座りに気を付けること。
自然界で枝がどう付いているのか、よく観察しなさい」

「木蓮の枝の座り」かぁ~、、、
そう言われれば、個性的な蕾や花ばかりに気を取られて、枝の付き具合などあまり意識したことがなかったかもしれません。

そこで、『京王フローラルガーデン・アンジェ』に行ってみました。
ここには、「マグノリア・ガーデン」というモクレンの仲間を集めた庭があるのです。
冬のこの時期なら、まだ蕾も固くて、むき出しの枝ぶりがよく見えるだろうと思いました。


“木蓮の枝2”

予想どおり、青空を背景に黒々とした枝付きを観察するには、もってこいの時期でした。
園内には咲いている花も少なくて、人もまばらです。
普段は500円の入園料も、嬉しいことに300円。
なんだか得した気分でした。

一口にモクレンの仲間といっても、種類によって枝付きはかなり違います。
「白木蓮」の枝ぶりは、威風堂々として力強い印象です。

ふぅ~ん、、、なるほど、なるほど。


“木蓮の枝3”

誰にも邪魔されずに、気の済むまで見て歩きました。
ずっと上を見上げていたので、首が痛くなっちゃいましたけど。

木蓮の枝ぶりって、とっても個性的です。
横に張り出すもの、少し下に下がるもの、上に向かって伸び上がるもの、、、
いろいろですが、それでもやはり共通点も見られます。

私にとっては、大変貴重なひと時でした。


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天命反転、、、!?

三鷹市の東八道路沿い、「大沢十字路」バス停前にと~ってもカラフルな建物があります。

“三鷹天命反転住宅①”

初めて見たとき、ビックリしました。
まあ、可愛い!! まるで積み木のおうちみたい!
一体、これは何なのぉ~!?
幼稚園かなぁ?
でも、違いました。看板もありませんし、子どもの声も聞こえません。


“三鷹天命反転住宅②”

一体何の建物だろう。
ず~っと謎のままでした。

ところが、昨年12月20日のこと。
たまたま見た“ミューズの微笑み”というテレビ番組で、桐島ローランドさんが岐阜県養老町の「養老公園」にある『養老天命反転地(ようろうてんめいはんてんち)』を訪れていました。

とても不思議な世界です。
水平なところや直立なものが全くなく、坂や曲面、斜面や傾斜の組合せばかり。壁やソファーまで傾いています。

1995年に開園した、建築家 荒川修作氏と詩人 マドリン・ギンズの建築的実験だそうです。
名前は、「天から与えられた運命を逆転させる」という意味だとか。
身体のバランス感覚を失わせるいろいろなアイディアに溢れています。

「へええ、面白いところがあるんだなあ。ちょっと行ってみたいかも」
などと思っていたら、、、

あれれっ、見たことのある建物!
映し出されたのは、あのカラフルな建物でした。
『三鷹天命反転住宅』と紹介された建物は、やはり彼らが実験的に造った住宅でした。
もうビックリ!

内部も原色と見慣れない曲面を多用した、「不思議の国のアリス」の世界に迷い込んだような摩訶不思議な世界。
でも、実際に住んでいる人によると、「意外に住み心地がよい」のだとか。
「子ども達も気に入っています」だって。


“三鷹天命反転住宅③”

後でインターネットで調べてみたら、正式名は『三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller』というのだそうです。
そして、ここは賃貸住宅でした!
長い間抱えていた謎が解けて、嬉しいです。
ちなみに、家賃は20万円前後。今、空きがあるようです。

さらに驚いたことに、2月11日に内部を案内してくれるイベント企画がありました。
好奇心が最高潮に達していた私は、もちろんすぐに申し込みました。
今からその日が楽しみです!!


ミッキーのひとりごと: ラッシュの車内でコーラ!?

先日、久し振りに朝の電車に乗りました。
少しピークは過ぎていたけれど、やっぱりかなり満員状態!
電車が止まる度に、ドドドーッて人が乗り込んできて、ますます強く押されます。

痛ぁ~い、つぶれちゃう~、、、

ふと右に顔を向けたとき、隣りの人とそのまた隣りの人の肩越しに見えた中年のおじさん!
こんな混雑した電車の中なのに、左手に持った水筒に、右手で持ったビンからコーラを注いでいるではありませんか!?

なっ、なんでぇ~?
もう、びっくりしました。
だって、私なんか、もう少しでペッチャンコになりそうなんですから。

でも、仕立てのいい黒いコートを着た、割りと紳士っぽいそのおじさんの周りは、何故かちょっとゆとりがありました。
そりゃ、そうよねぇ。
ラッシュの揺れる車内のことだもの。
周りの人は、コーラを掛けられたくないから必死で近寄らないように頑張っていたのでしょう。

コーラを注ぎ終わると、おじさんはビンをバッグにしまって、悠然とコーラを飲みました。
肩越しでは、おじさんの顔はよく見えません。

よくこぼさないで飲めるもんだなぁ、、、
呆れながらもそんな風に思っていたら、揺れた拍子におじさんのコートの前が少し濡れているのが見えました。

やっぱりねぇ! コーラのシミって、取れにくいよね。
独りでこっそりほくそ笑んだ、意地悪な私でした!!

素朴美 : 松濤美術館

『渋谷区立 松濤美術館』に行ってきました。
今、《素朴美の系譜》という展覧会をやっています。



“松濤美術館の外観”

開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)で、1月25日までやっています。
入館料は、一般300円、小中学生100円で、60歳以上は無料です。

Ⅰ 素朴表現の胎動と展開 (室町時代)
Ⅱ 江戸の素朴な表現主義
Ⅲ 近代の素朴回帰
と三部構成。

室町時代の「社寺縁起絵」「大津絵」「俳画」。
江戸時代の白隠の「禅画」、玉堂の「南画」など。
さらに近代になると、「岸田劉生」「梅原龍三郎」「横井弘三」など様々な素朴画。
「夏目漱石」「武者小路実篤」など素人の余技。
「棟方志功」たちの創作版画。

とまあ、様々な作品がずらっと並んでいました。

どれも、見方によってはとっても下手くそ。
でも、どこかユーモラスだったり、愛らしかったり、、、何故か魅力的な絵の数々です。
そんな素朴な味わいが好まれて、時代を超えて描かれたのは日本独特のものだとか。

へええ~、面白いもんだなあ!

素朴美なんてマイナーだから、きっと会場はガラガラだろう、、、
なあんて思っていたのに、とても寒い中、入館者は思いの他にたくさんいて、熱心に絵を鑑賞しているのに、ビックリしました。

印象的だった作品を挙げると、、、

江戸中期の白隠の「猿と蟹」。
ユーモラスな絵と「蟹はくひたし 小指はおしし」の文に、思わずニンマリ。

江戸後期の仙義梵の「花見」。
「楽しみは 花の下より 鼻の下」
って、一体どういうことなのか、、本当のところはよくわからないけれど、でも可笑しい!
おまけに、満開の花を付けた木の下で宴会をしているのは、人にも動物にも見える顔を持った得体の知れない生き物たち。(でも、多分人間なんだと思うけど、、、)
満開の花は、多分サクラなのでしょうが、どう見ても柿の実かアンパンに見えてしまう、、、
それでいながら、なぜか花見の宴会の楽しい雰囲気がいっぱいに溢れている感じで、酔った歌声まで聞こえて来るような気がしちゃう、、、
不思議な絵!

1923年の南天棒の「雲水托鉢図双幅」
ゾロゾロと続く雲水たちが、左の絵ではこちらに向かって、右の絵ではあちらに向かって歩いて行く図。
列の曲線の対比も印象的だけれど、前向きに進んでくる雲水たちの顔って、まるでヒヨコの顔みたい。
でも、編み笠を被ったあちら向きの彼らは、まぎれもなく雲水そのもの。
これまた、不思議な魅力の絵です。

そして、1925年「子供之友」12月号の横井弘三の描いた挿絵原画。
「ダガシヤノ オカシが ある日 そっとぬけだし 
おにわのおまわりに ぶらさがったりして あそびました。」

そんな可笑しな文章とともに描かれた絵は、なんだかとっても摩訶不思議な絵なのです。
「おまわり」って巡査さんではありません。心棒から四方に向けて4本の棒が出ている遊具です。
その棒を皆で掴んで、グルグルまわして遊ぶみたい。
そうやって遊んでいるのが駄菓子屋の駄菓子たちだなんて、、、、
とっても変な話だけど、何故か引き付けられてしまうのです。

300円で、おつりが来るほど楽しめたひと時でした。

そして、、、この美術館の吹き抜けの中庭の底にある池!



“幻想的な中庭の池”

揺らめく水を背景に、2つの噴水に青い光が煌(きらめ)いて、すごく綺麗。
ねっ、と~っても幻想的でしょ!?


今年もよろしく!

明けましておめでとうございます。

また新しい年がやってきました。
一年が経つのって、本当に早い!

昨年は、個人的に忙しくなって、ぶらぶら歩きの機会がぐっと減ってしまいました。
おまけに疲れが溜まり過ぎたせいなのか、12月始めに引いた風邪の咳に悩まされて、、、
ついに咳と共に年を越しました。
そういえば、一昨年の暮れも同じように風邪を引きずっていましたっけ。
本人は全然自覚していないのですが、年々体力がなくなっているのかもしれません。

だからといって、自重しようなんて考えないのです。
もっと、身体を鍛えて体力を付けなければ!!

このブログももうじき丸3年になろうとしています。
‘足の向くまま、気の向くまま’がキャッチフレーズですから、今年もマイペースで楽しみながら続けていくつもりです。

昨年は、「降りていない駅を半減させる」という目標を立てました。
振り返ってみれば、思うようにぶらぶら歩きができない中、結構いい線行ったような気がしています。
そこで、今年の目標は、、、
「件数ゼロの駅をなくしたい!!」

気持ちが暗くなるニュースが多いこの頃ですが、皆様にとって明るい年となりますように!
今年もどうぞよろしくお願いします。